カクテルのルーツ
 

カクテルとは、お酒に別のお酒、またはジュース、シロップなどを合わせたミックス・ドリンクのことです。カクテルによく登場するお酒というと、ジン、ウオツカ、ウイスキー、ブラ ンデー、ラム、テキーラ、そして焼酎もカクテルのベースとしてよく使われます。  
【カクテルのルーツ】
古代エジプトでは、ビールにハチミツを混ぜて飲んでいたという記録があります。また、古代ローマでは、ワインを海水で割って飲む習慣があったとか。「カクテル」という言葉が登場したのは18世紀中頃と言われています。メキシコのバーで、つくっているミックス・ドリンクの名前を尋ねられた少年が、ドリンクをかき混ぜている木の枝の名前を聞かれていると勘違いし、「雄鶏の尾 (=クック・テール)」と答えたことから、「カクテル」という名前が広がったという説が有力です。

【禁酒法とカクテル】
カクテルが発展するきっかけになったのは、意外なことに1919年にアメリカで施行された「禁酒法」でした。
法律によって、飲酒も酒の製造も販売も、一切が禁止されてしまったアメリカでは、当然のことながら密造酒・密輸入酒が密かに広がりました。これらのまずい酒を少しでも美味しく飲むための苦肉の策として、ジュースやシロップを混ぜて飲む飲み方が工夫され、さらに職を失ったバーテンダーたちがヨーロッパへ移住して、これらのカクテルを世界中に広めることになったのです。
禁酒法がなかったら、これほど多くの種類のカクテルが世界中の人々に楽しまれることはなかったかもしれません。


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