精力減退に、ニンニク酒

 
 日本酒には、血管を拡張して血液の流れをよくすることで、全身の新陳代謝を促して、体を温める作用があります。
 また、数百種以上もの微量栄養素が含まれており、同じアルコールでも蒸留を繰り返して作られるホワイトリカーや。ウイスキーなどと大きく違うところです。
 この日本酒に、強壮・強精効果で知られるニンニク片を漬け込んだニンニク酒は、衰えた勢精力を増強するのに優れた効果があり、スタミナ作りにも大いに役立ちます。
 
 中国ではニンニクのことを「一害百利」といって、きついにおい(一害)があるものの、それにも増してその何十倍、もの薬効(百利)があるとされ、毎日の食生活の中に活用されています。
 実際、ニンニクが多く使われた料理を食べた直後に、なんとなく体がぽかぽかしてきて、力が湧いてくるという経験はだれもがあるはずです。
 
 また、ニンニクには睾丸を大きくして、ホルモンのバランスを整える作用があり、こうしたさまざまな働きが体調を改善し、精力の増強につながるというわけです。
 
 ニンニクの薬効成分を日本酒で抽出したニンニク酒は、その成分を、素早く体のすみずみまで行き渡らせることができ、代謝(体内での栄養分の利用と排せつ)を活発にして、精力の増強にいっそう効果を発揮します。
 
 ただし、ふだんから暑がりの人などの中には、ニンニク酒を飲むと、ほてりなどが過度に助長される場合があるので、こういう人は飲む量をへらすなど、自分に合う量を工夫してください。
 
【材料】
・ニンニク…300グラム
・氷砂糖(または分量のハチミツ)…200グラム
・日本酒…1.8リットル
 
【作り方】
(1)ニンニクを小片に分け、よく水洗いして、皮をつけたまま約10分間蒸し器に入れて蒸します。
(2)蒸し上がったニンニクをじゅうぶん冷まし、ふきんなどでよくふいてから皮をむきます。
(3)密閉できるタイプの広口瓶に、ニンニクと氷砂糖(またはハチミツ)を入れ、そこに日本酒を注ぎ、ふたをして一ヶ月保存すれば出来上がりです。
(4)毎日さかずきに、1、2杯飲みます。においが気になるときは、就寝前に飲むとよいでしょう。
 ※味を整えたり、においを和らげ飲みやすくしたりするために、薄切りにしたレモン1個分、あるいは青ジソの葉、約30枚分を入れてもかまいません。
 ただし、1ヶ月たったらレモンや青ジソは取り出すようにしてください。


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