地ビールで健康増進
 (文/秋戸ゆかり)

春の足音もだんだん遠のいて、もうすぐ初夏のおもむきですね。
夏といえばビールですが、市販のものばかりでなく、たまには地ビールはいかがでしょうか?
 

地ビールと一口に言っても、その製法から味まで実にさまざまであり、「これが地ビール」という定義づけはありません。大手メーカーが全国的に発売していない、小規模醸造のものを一般に地ビールと呼んでいます。

地ビールは、生きたビール酵母がふんだんに含まれているものが多く、健康にもとても良いのです。ビール酵母とは、球形または卵形の有用微生物で、ビールや薬を作るのに利用されています。
細胞壁は抗腫瘍作用、免疫力を高める食物繊維、多糖体でできており、その内側にはB郡を中心に17種類のビタミン、16種類のアミノ酸(必須8種類を含む)、血圧の正常化などに役立つミネラル14種類、さらに新陳代謝を活性化し、有毒な活性酸素をやっつける核酸など多くの栄養素を含んでいます。

しかし、日本の大手メーカーの市販ビールは、その透明感や流通を重視するあまり、せっかくの酵母菌をマイクロフィルターで完全に除去してしまうのです。
そして、除去された酵母は「ビール酵母製剤」として販売されています。

美味しく呑めて健康にも良い地ビール。現在、国産だけでも 300余りの銘柄が発売されています。
自分好みの味を探求してみるのもいいかもしれませんね。
 


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